救命救急を目指す人へ

看護師が慢性的に人材不足と言われながらも、目指す人は少なくないように思います。
看護師の働く場所は、その職場によって違ってきます。
短時間しか働くことが出来ない人の場合、小さな医院などであれば土曜日や日曜日も休むことが出来ますし、勤務時間も残業などがほとんどない環境になるでしょう。
こういったところは育児中の人や、プライベートを優先したい人には良いのではないでしょうか。

夜も働くことが可能なのであれば、入院設備のある病院などで、夜勤専門、または従来通り交代制で働くことが出来ます。
更に近年ではフライトナースという職業も出来てきました。
以前は大変少なく、対応している病院も少なかったのですが、ここ数年で随分と需要も増え、また人材も必要とされるようになりました。
一般的に良く知られる看護師の仕事に魅力を感じる人もいるように、救命救急に魅力を感じる人、やりがいを感じる人がいます。
このような人は救命救急に力を入れている病院や医療機関を勤務先に希望するとよいと思います。
救命救急の現場は年々変化していいて、今ではドクターヘリを活用するのも一般的になってきており、同乗するフライトナースの需要も増えてきています。
フライトナースになるには条件がいくつかありますが、まずは正看護師の資格を要することや、正看護師としての実務経験が5年以上であること、また救急医療の経験がなくてはいけませんので、正看護師になってすぐフライトナースになれるというものではありませんが、救命救急の最先端でもありますから挑戦するには良いのではないかと思います。
救命は時間との戦いでもあり、技術や経験、知識がフル回転する必要がある現場でもあります。
その仕事は激務といえますが、その分やりがいも感じられる仕事なのは間違いないでしょう。