フライトナースの需要が増えてきて、またその名前も広く知られるようになってきました。
フライトドクターと一緒にドクターヘリに乗って現場に急行するフライトナースになるには、どのような資格、知識、経験が必要になるのでしょうか。
いくつか挙げられますが、まず正看護師の資格がなくてはいけません。
正看護師になるには、高校の教育課程を卒業していなくてはいけません。
高校卒業後は、短大や大学、専門学校などで看護師としての勉強をします。
その中には実技なども含まれていて、現場での実習などもあります。
学校での勉強を終えて、国家資格試験を受験しなくてはいけません。
この国家資格試験に合格して、ようやく看護師免許を取得することが出来ます。
中学を卒業して、准看護師になり、正看護師になるという方法もありますが、その場合は准看護師の経験が10年以上となっていますので、時間はかなりかかってしまいます。
現在は10年以上の規約を半分にするという話も出ていますが、フライトナースは体力も必要ですから、あまり時間をかけないようにする方が得策かと思いますので、最初から正看護師を目指すと良いでしょう。
このように正看護師の資格を取得して、今度は5年以上の実務経験がなくてはいけません。
そして救命救急の仕事なので、3年は救急医療の経験も必要になってきます。
ただ救命救急の仕事をするだけでなく、救急看護師としてのリーダーを務めることが出来るような知識、経験、技術も必要になってきます。
そして一番大切なのがフライトナースを必要としている医療機関に勤めることです。
最近は後からドクターヘリを導入する救命救急の病院も増えてきていますので、キャリアによっては転職でフライトナースの仕事に就くことが可能かもしれません。